哭声
映画をみてきました。
哭声(コクソン)
日本の名優、國村準さんが出演したことでも
話題になりました。
韓国語の先生からは
『見る人によって解釈がかわる作品
だから早く見て』
と言われていましたw
(先生はすでにソウルでみていた)
ストーリーは
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者(國村隼)が現れる。彼がいつ、なぜこの村に来たのかを誰も知らなかった。男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を惨殺する事件が多発していく。殺人を犯した村人は、必ず濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだった。事件を担当する村の警官ジョング(クァク・ドウォン)は、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングは娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、事態は思わぬ展開に向かっていく……。
(MOVIE WALKERより)
というもの。
それ以外なんの前情報もなくみたのですが
わたしはかなりひきこまれ
あっという間に二時間半たっていました。
とにかく役者がすばらしい。
それも全員。
これキャスティングの勝利なのか
チームワークでここまでのものを作り上げたのか。
映画初主演という、クァクドウォンさんは
よく他の作品でもみるこの方。
この大きなからだといい雰囲気ぴったり。
子供を思う田舎の父親
警官だけど臆病で頼りない、
そんな役を絶妙に演じます。
そして驚いたのが
後半で祈祷師として登場する
ファンジョンミンさん。
顔見て、え?え?と思いつつ
ロン毛をしばってたり
妙にスリムで足長くてスタイルよすぎて
え、国際市場の彼よね?
ととまどってしまいました。
彼の徐霊シーンは
ノリノリです(けっこうお気にw)…。
そしてこの子の演技がこの映画の成功につながったのでは?と思うのが
悪霊にとりつかれる娘を演じた
この子役さん。
韓国じゅうの子役という子役から探したという彼女。
ドラマなどでもみたことある、無邪気などこにでもいそうな子。
むしろこの田舎町で育った田舎の子にぴったり。
そんな彼女が悪霊にとりつかれ
どんどんかわっていく姿
父親に暴言をはいたり
からだじゅうひきつらせながら苦しむ姿
なぜか彼女のシーンは
こわい、というより涙がとまりません。
何度も彼女には泣かされました。
なんでわたし泣いてるんだろ?と自分でも意外でしたが
まわりからもすすり泣くおとが聞こえたので
自分だけではなかったようです。
そして
この映画のある意味主役はこのひと。
國村準さん。
なぜ彼がこの役をやることになったんだろう?
ということが気になって仕方なかったです。
それくらい、日本ではみたことのない彼の姿であり
ハードな役であり
重要な役割だからです。
一言で言えばこの映画は
『本当の悪魔は誰だ』
ぜひみて語り合いましょうwww
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